思っている以上に怖い肥満症


メタボリックの治療、対策・食事療法



食事は3食を規則正しくきちんと摂る

摂取カロリーを減らすために、よく朝食を抜く人がいますが、これはダイエットには逆効果。1食抜くと体は危機感を感じて、余計に脂肪を溜め込もうとしてしまいます。カロリーコントロールを考えるのなら、むしろ朝はしっかり摂り、夕食を軽めにして、寝る前の遅い時間になってからは食べないようにしましょう。カロリーのことを考えるのが苦手という人には、よく噛んで食べる食事方法がおすすめです。よく噛むと満腹中枢が刺激され、大食いを防ぐことが出来ます。それと同時に、しっかり噛むとエネルギーの代謝率がアップするホルモンが分泌されます。つまり、よく噛むことは、脂肪の燃焼にも大変効率的というわけです。「よく噛む」という行為は、人間の体にとってもメタボリックシンドローム対策にとっても、とても大切なことなのです。


食事はここに注意

メタボリックシンドローム対策の食事の中で気をつけなければならないのは、炭水化物と塩分の摂り過ぎです。
特に、どんぶりものなど1品だけを食べるような食事内容は要注意。できれば主食は軽めにして、その分をおかずやサラダで補うようにします。急にカロリーダウンは辛い、という人にも、この方法はおすすめです。


油分の摂り方

高脂血症対策を考えた場合、闇雲に油分をカットしてしまいがちですが、あまり摂る量が少なくてもエネルギーの燃焼効率が落ちてしまい、ダイエットにはあまり効果的とは言えません。おまけに油には質の良いビタミン類も含まれています。油分はバターやラードといった動物性のものを避けて、植物性のもので摂るようにします。


積極的に摂りたい食事

排出効果の高い食物繊維と代謝に関わるビタミン、ミネラル類です。これらがたっぷり含まれている海草、きのこ、豆、根菜、こんにゃくはカロリーも低い美容食です。毎日の食事にしっかり取り入れましょう。

・海草、きのこ、豆、根菜、こんにゃくなども効果有りです。


メタボリックの治療、対策・薬


まだ日本ではメタボリックの薬での治療は難しく
メタボリック症候群の治療法は、内臓肥満をなくすために運動療法と食事療法となります。
生活習慣に密接に関係しているので、それまでのライフスタイルを見直して症状の連鎖を断ち切ることが基本です。

ただ、近年の研究でインスリン抵抗性の改善に高血圧治療薬のアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)やアンジオテンシンU受容体阻害薬(ARB)が効果のあることが分かり、薬物による治療法の可能性も広がってきているそうです。


メタボリックの治療、対策・運動療法

運動するときの注意点

メタボリックシンドローム対策に運動をする場合は、軽めのものから始めるのがコツです。
張り切りすぎて三日坊主になるよりも、メタボリックシンドローム対策との長い付き合いをじっくり楽しみましょう。運動を続けているうちには思うような効果が出ない期間もあるでしょう。運動は特別に時間を割くというよりも、生活の中に組み込む工夫も必要なのかもしれません。

運動をするときに十分注意しなければならないのは、水分補給についてです。運動中だけではなく、運動を始める30分くらい前に水分を補給しておくと、運動によって水分が失われて血液がドロドロになるという事態を避けられます。
汗が出ると体重が減ると言って水分をあまり摂らない人がいますが、メタボリックシンドローム対策は体重を減らすことではなく、内臓脂肪を減らすことが目的です。体内の水分量を減らして体重を落としたところで、全く意味がありません。

なお、すでにメタボリックシンドロームの危険性のある人は、血圧などの状態によっては運動を制限されるケースもありますので、その場合は医師の指示に従ってください。


有酸素運動

有酸素運動は体内に酸素を取り込みながら行う運動で、代表的なものにはウォーキング、ジョギング、水泳、エアロビクスなどがあります。もちろんゴルフやテニスといったスポーツも良いのですが、なかなか毎日というわけにはいきません。メタボリックシンドローム対策には少なくとも週に3回、1日に30分程度は運動を続けたいので、有酸素運動の中でも一番手軽なウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。ただし、運動をこれまであまりしていなかった人は、無理は禁物です。散歩やラジオ体操から始めても構いません。
メタボリックシンドローム対策には、強い運動をすることではなく、運動の習慣付けをすることが目標なのです。逆に余裕のある人はジョギングをするといった具合に、自分の体力に合わせて無理なく運動を続けましょう